■大量補強で広がるチーム内の不快感
 Malestar en la plantilla del Valencia por la llegada de tantos fichajes

今夏、バレンシアは6人の新加入選手を発表した。ラファ・ベニテス前監督の就任1年目にも6選手を補強したバレンシアはその後、現在に至るまでの2年間に4選手と消極的な補強に留まった経緯がある。しかし、今夏はラニエリ新監督の要求通りに補強策は進み、6選手の獲得に至っている。

イングランド・キャンプ初日、チーム1のベテラン選手、カルボーニは「契約交渉するときはいつも『クラブには5ペセタ(スペインの以前の通貨単位:約4円)もない。君はクラブの財政について何もわかっちゃいない』と言っているクラブが、今夏に限ってこんなに多くの補強をしたんだから驚いているよ」と冗談交じりに語れば、DFペジェグリーノは「少なくとも僕が聞いていた限りでは、 (財政的に)多くの補強は難しい状況だったはず。だから、今夏の補強策にはビックリしている。これでチームが強くなるのなら良いことだけどね」と語っている。

バレンシアのチーム内には、この大量補強に対し敏感に反応する選手も存在する。ミスタ、ビセンテ、アングーロ、クーロ・トーレスの4人は未だ、契約更新するため交渉の最中にあり、いずれも選手側の希望よりかなり低い金額をクラブ側から提示されている。選手たちは、クラブが新選手獲得に見せるような“気前の良さ”を既存の選手にも示してもらいたいと願っている。

--- マルカ 7/29 ---